もうすぐ6月。5月でも真夏日な日もありましたが、もうすぐ本格的な夏がやってきます。そんな暑い夏に備え、先日、夏向け商品の打ち合わせ兼商品に使わせていただいている牛乳の工場・農場見学へ行ってきました。
こちらが今回訪れた富山市にあるアデア牛乳さま。高道プリンに使用している牛乳を作っている工場です。
そんなに広くない工場で、一つ一つ人の手で牛乳が作られ私たち消費者の元へやってきます。アデア牛乳は昔ながらのビンを使い、おかあさん達がフタを閉じてくれます。今の子どもたちはフタの開け方もわからないかもしれませんね。
奥におられる方がいつも配達してくださっています。配達専門の方なのかなって思っていましたが、なんと40年間ずっとアデア牛乳を作っているミスターアデア牛乳だった事実を知り頭が下がりました。いつも大切に届けてくださってありがとうございます。毎日牛乳を作ってその機械を丁寧に洗い、配達もしてくださっています。風邪を全然ひかないのはアデア牛乳のおかげだそうです。
このアデア牛乳は、低温殺菌牛乳です。スーパーで大量に販売されている牛乳は超高温殺菌されたもの。有害な菌を殺菌する代わりに有用な菌も殺してしまっています。それに比べ、低温殺菌はタンパク質があまり変性せず、生乳に近い味わいが保たれます。しかし、低温殺菌は手間がかかり大量生産には向きません。賞味期限も短いです。
それでも未来に安心を届けたい。
小さな工場だから経営は厳しいそうです。しかし、私たち地元の人間が顔の見える商品を選び、伝えていくことが大切です。
アデア牛乳はそのままでもとても美味しい牛乳です。そんな牛乳を使ったあまこうじのプリンが美味しくないわけがない、そう改めて感じる工場見学でした。
次回につづく…